メルカードは、フリマアプリ「メルカリ」で管理ができるクレジットカードです。
2022年11月8日からサービスを開始し、約半年で発行枚数100万枚を突破しました。
申し込みが簡単な点や、アプリ上で管理できる点が人気のようです
しかし、メルカードに対しては「やばい」「作るメリットがあまりない」といったネガティブな声も寄せられています。
そこでこの記事では、メルカードの具体的なデメリットとその真偽について徹底的に解説していきます。
メルカードを作成するか迷っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
メルカードとは?
メルカードはメルカリが発行するクレジットカードで、すべてのJCB加盟店で利用できます。
メルカリ内での買い物はもちろんのこと、店舗や他のネットショップなどでも使うことができます。
年会費も無料なので、多くのメルカリユーザーが利用しているクレジットカードとなっています。
メルカードのメリット
メルカードのメリットとしては、次のようなものが挙げられます。
- 高いポイント還元率
- 手続きがすべてメルカリアプリで完結する
- ナンバーレスカード
メルカードのポイント還元率は以下のようになっています。
- メルカリでの購入(メルカリ、shops、メルカリストア含む):1.0~4.0%
- メルカリ以外での購入:1.0%
条件はありますが、4.0%は他カードではなかなかない高還元率ですよね!
また、カードの発行手続きや決済通知の受け取りなどはすべてメルカリアプリを通してできるため、管理がしやすい点もメリットと言えるでしょう。
メルカードのデザインはとてもシンプルで、カード番号や名前が印字されていないナンバーレス仕様なのでセキュリティ面も安心です。
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メルカードが「やばい」と言われる理由は?
一見メリットが多そうに見えるメルカードですが、SNSなどでは「やばい」といったネガティブな口コミも見受けられます。
そこで本章では、メルカードに対するネガティブな口コミをまとめた後、デメリットについても考えていきたいと思います。
ネット上のネガティブな口コミ・評判
メルカードに対するネガティブな評判としては、次のようなものがありました。
- メルカリで購入・出品していなければあまりメリットがない
- カードブランドがJCBしか選べない
- カスタマーサポートの対応が悪い
特に、カスタマーサポートの対応に関しては不安視する声が上がっていました。
たしかに、金銭が絡む複雑な問い合わせで電話対応がないのは不安だね…
メルカードのデメリット
さきほど紹介した口コミや評判を元に、メルカードのデメリットについて改めて考えてみましょう。
- ブランドがJCBしか選べない
- 分割払い、ボーナス払いができない
- キャッシュレスチャージはポイント還元対象外
まず、メルカードで作成できるのはJCBブランドのみです。
VISAやMastercardといった他ブランドからは選べません。
国内利用のみなら困ることはなさそうですが、海外でも使いたい場合はJCBだと厳しいかもしれませんね。
また、支払い方法も「メルペイのあと払い(一括払い)」のみとなります。
割払いやボーナス払いができないので、金額の大きい買い物はしづらいかも
メルカリや店舗での買い物のほかに、交通系ICカードや電子マネーへのチャージなども対応していますが、これらにチャージした分の金額はポイント還元の対象外となっています。
メルカードのデメリットの真偽を検証
続いて、メルカードのデメリットについてその真偽を詳しく検証していきます。
手数料について
「メルカードは手数料が高い」という声もありますが、おそらくメルペイのあと払いの清算時手数料のことだと考えられます。
- 自動口座引落・メルペイ残高で支払いの場合:無料
- コンビニ/ATM:220円~880円(※)
※コンビニ/ATMで支払い時に発生する手数料は、支払金額に応じて変動します。(2,000円未満の場合は220円、40,000円以上の場合は880円など)
クレジットカードの決済は口座引落が一般的なので、コンビニやATMでも支払いができるのは便利な面もあるかもしれませんが…これだけ手数料がかかるとかなり痛い。
また、メルペイのあと払いの支払いを月々に分けることができる定額払いというサービスもあります。
しかし、年率15%の手数料がかかるため、月々の支払額は減っても手数料をたくさん取られてしまうといった事態になってしまいます。
一般的なクレジットカードのリボ払いを想像すると分かりやすいかも!
リボ払いと考えると他のクレジットカードとメルカードは変わらないね。
ポイント還元率の実態
メルカードは、メルカリでの利用で最大4%、それ以外の日常の利用では1%のポイントが還元されます。
メルカリでの購入は最大4%還元となっていますが、還元率はメルカリでの取引実績等によって変動します。
一部では「出品数などの条件が厳しく2%後半くらいまでしか上がらない」という声もありました。
メルカリを頻繁に利用する方でなければ、ポイント還元の恩恵を受けづらいかも。
毎月8日はカード利用分の8%が還元されますが、上限は300ポイントとなっています。
まぁ、一般的なクレジットカードでのポイント換算で30,000円使わないと300ポイント貯まらないのでポイント還元が良いことには変わりないですが。
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メルカードを上手く利用するためのポイント
続いて、メルカードを上手くお得に利用するためのポイントについて解説していきます。
利用シーンを見極める
メルカードはメルカリが発行元ということもあり、利用シーンやニーズがかなり限られたカードと言えます。
しかし、利用シーンをしっかり見極めることで高い利便性を発揮してくれるでしょう。
- メルカリでの購入
- 毎月8日に日用品等必要なものを買う(還元率8%を利用)
やっぱり、やはりメルカードはメルカリで使うのが一番お得だね!
出品や購入の回数が増えるにしたがってポイント還元率も上がっていくので、メルカリヘビーユーザーの方は持っておいて損のないカードと言えるでしょう。
「メルカリで購入→ポイント獲得→使った後にまたメルカリで売る→獲得したポイントで新しいものを買う」というサイクルを作ることで、お得にいろいろな商品を試せそうだね!
メリット・デメリットを理解する
メルカードは最大4%ポイント還元など魅力的な点が多数ありますが、高還元の恩恵を受けるためには特定の条件を満たす必要があります。
- メルカリ内での購入に利用する
- メルカリでの出品/購入の回数を増やす
- 町の店舗で複数回利用する
メルカリをよく使う方にとっては、比較的達成しやすい条件だと思います。
しかしメルカリをあまり使わない方だと、還元率は1%止まりのためあまり恩恵を受けられないかも!
1は自分のライフスタイルやニーズに合っているか?をよく見極めて、メリットとデメリットを理解しておくことが大切です。
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まとめ
今回はメルカードが「やばい」と言われる理由について、デメリットとその真偽を徹底的に解説しました。
たしかに、メルカードに対しては一部ユーザーから不満やネガティブな口コミが寄せられていることも事実です。
カスタマーサポートの対応を不安視する声もいくつかあるしね!
しかし、メルカードは特定の利用シーンで高い利便性を発揮するカードであり、利用方法が合っていればポイント還元などかなりの恩恵を受けることができます。
- メルカリ内での購入
- 毎月8日に必要なものを買う(8%還元を利用)
このようにメルカードにはメリットも存在しているため、自分の利用シーンやライフスタイルに合わせて選んでいくことが大切と言えます。
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