新年のあいさつである年賀状のマナーを知っていますか?
「年賀状はいつまで年明けに送れるの?」
「年賀状を出し忘れちゃった時はどうしたらいいの?」
など、年賀状にまつわるマナーって意外と知らないことも多いですよね。
出し忘れた場合は、2月まで寒中見舞いで出すことができます!
今回は年賀状にまつわるマナーについて、いつまでに送ればよいのか、また年賀状を出し忘れてしまった時の対処法をご紹介します!
年賀状はいつまで年明けに送れる?
年賀状はいつまで年明けに送れるのか気になるところだと思います。
1月1日に届くようにするには、基本的には12月25日までに投函する必要がります。
ちなみに当たり前ですが、12月25日以前に年賀状を投函すると通常郵便と同じ扱いになってしまいます。
郵便局のHP上には、可能な限り「年賀」と書かれた郵便物を別にするように努めてくれているようですが、やはり年の瀬は郵便局も大忙しなので必ずではありません。
絶対に1月1日に届けたい相手には期日を守って投函するようにしましょう。
12月25日以降に投函された年賀状は順次1月1日以降に配達されますが、具体的にいつ届くかは明確ではありません。
先ほども書きましたが、やはり年末年始の郵便局は大忙しなので12月25日までに投函された年賀状が優先され、それらが配達でき次第といった具合です。
また1月8日~ポストに投函された郵便物に対しては消印が押されます。
年明けも配達はできたとしても、年賀状として届けたいのであれば1月7日までに届くようにするのが一般的です。
年賀状を出し忘れた場合の対応
例えばよくあるのが、
「出していない人から年賀状が届いた!」
という状況。
年賀状を出し忘れた場合、できるだけすぐに返信するのが理想的です。
どうしてもすぐに出せない場合は、先ほどの項でも紹介した「1月1日~1月7日」までに届くように投函しましょう。
この1月1日~1月7日までの期間を「松の内」と呼びます。
ただ遠方の方へ返礼する場合、年賀状が1日では届かない場合があるので3~4日の猶予を持って投函することをオススメします。
より正確な配達の状況などを知りたい場合は、直接郵便局に問い合わせてみましょう。
送る相手が年賀状を出していなかった人の場合には、
「このたびは年賀のご挨拶が遅れましたこと大変申し訳ございません」
など、一言添えるのを忘れずに。
年賀状を2月まで出し忘れた場合、寒中見舞いで送る
年賀状を出し忘れた上に、さらに松の内(1月7日までの発送)にも間に合わない!
年賀状を出し忘れた場合は、年賀状ではなく「寒中見舞い」でご挨拶をしましょう。
寒中見舞いは季節の挨拶だけではなく、年賀状や喪中はがきとしても代用でき、その用途の幅が広いことが特徴です。
2月3日まで寒中見舞いで対応できるので覚えておきましょう。
時期 | 松の内(元旦~1月7日)を過ぎてから、節分(2月3日頃)まで |
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マナー |
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用途 |
・季節の挨拶状 ・年賀状の代わり ・喪中はがきの代わりに ・その他 |
このように寒中見舞いについて知っておくと、様々な場面で活用することができます。
まとめ
今回は「年賀状はいつまで年明けに送れる?出し忘れた場合、2月まで寒中で!」という事で、年賀状のマナーと寒中見舞いについてご紹介しました。
寒中見舞いを出す際フォーマットの文章が入っていることもありますが、ひとこと手書きで文章を加えるとより好印象です。
ぜひ寒中見舞いで、季節のご挨拶や年賀状返礼をスマートに!